ニコン、新型ミラーレス「Z5IIC」発表--フルサイズカメラでも「EVFレス」、その理由とは
一昨日
ニコンは9月28日、新型ミラーレスカメラ「NIKON Z5IIC」を国内発表した。10月2日10時より予約を受け付け、10月23日に発売する。
「Z5IIC」は、同社フルサイズミラーレスカメラのエントリーモデル「Z5II」をベースとした、コンパクトなフルサイズミラーレスカメラだ。カメラ経験はあまりないが、最初からフルサイズを検討する、「いきなりフルサイズユーザー」をターゲットとしたという。
外観の特徴は、EVF(電子ビューファインダー)が省かれた点だ。これにより、フラットトップなデザインとなり、鞄にカメラをそのまま仕舞っていた場合でも取り出しやすい形状を実現した。
EVF(電子ビューファインダー)が省略されたZ5IIC。上面がすっきりとした、コンパクトなモデルとなった
なお、ニコンの調査によると、写真教室「ニコン カレッジ」参加者でも、30代以下の約8割がファインダーを覗かず撮影しているとのこと。スマホ世代をターゲットとした本製品は、このような利用者の動向を踏まえ、EVFの省略に踏み切ったという。
こちらは「Z5II」。2025年4月に発売された製品だ
ニコンのミラーレスカメラ「Zシリーズ」において、これまでEVFレスで発売された製品は、エントリー層向けのAPS-Cセンサー搭載機(DXフォーマット機)である「Z30」と、映像撮影用の「ZR」の2機種のみ。Z5IICは、静止画撮影をターゲットとしたZシリーズにおける、フルサイズセンサーモデルとしては、初のEVFレス機となる。
EVFの省略により、寸法はZ5IIより小さくなり、約80グラムの軽量化も実現した。画像モニターは約210万ドットから約104万ドットに。メディアスロットも、Z5IIではUHS-II対応SDカードのデュアルスロットだったものが、Z5IICではシングルスロットに変更されている。
撮影機能では、静止画・動画に粒状感を追加できる「フィルムグレイン」を搭載。被写体検出機能では、新たに「魚」に対応した。このほか、Z5IIでは省略されていた動画撮影用の「RECランプ」が搭載されている。
センサーの有効画素数は2450万画素。画像処理エンジンはEXPEED 7を採用した。手ブレ補正機構は、中央7.5段、周辺6.0段。高速連続撮影は秒間約14コマに対応するほか、「ハイスピードフレームキャプチャー+」では秒間約30コマの撮影も可能だ。プリキャプチャー機能も搭載する。
ボディカラーは、ブラックとシルバーの2色を展開。本体単品のほか、「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」のレンズキットも販売する。
価格はいずれもオープンプライスだ。「ニコンダイレクト」での販売価格は、本体が23万8700円、24-50mmレンズキットが27万9400円となっている。
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