アップルに約8980億円の賠償評決 「iPhone」「Apple Watch」の触覚技術で特許侵害
21 時間前
Appleは、ゲーミングヘッドセット企業が保有する2件の特許を侵害したとして、57億ドル(約8980億円)の損害賠償を支払うよう命じる陪審評決を受けた。Corsairのヘッドセット「HS60」にも技術を提供していたTaction Technologyは2021年、「Apple Watch」と「iPhone」の触覚フィードバック技術をめぐり、Appleが同社の2件の特許を侵害したと訴えていた。
米カリフォルニア州南部地区連邦地方裁判所で審理された陪審裁判の 訴状 で、同社はAppleの「Taptic Engine」について、Tactionの「革新と成功を利用している」と主張した。Tactionによると、両社のシステムはいずれも振動を利用して触覚を伝えるトランスデューサー技術を採用し、ユーザーの入力にデバイスが反応したことを触覚で感じられるようにしている。Tactionは、Appleが同社の発明を「適切なライセンスや権限なしに」使用したと主張した。陪審はTaction側の主張を認めた一方、Appleによる特許侵害は故意ではなかったとも判断した。
Appleはコメントの要請にすぐには応じなかったが、今回の評決には「強く異議を唱える」とし、控訴する意向を示した。
「AppleのTaptic EngineはTactionの技術とは根本的に異なる。裁判で示されたTactionによるApple製品の検証でも、その違いが確認されている。AppleはTactionの技術を使用しておらず、控訴する」とAppleは米CNETに述べた。
Appleは2023年、いったんこの訴訟の棄却を勝ち取っていたが、Tactionが異議を申し立てた。
今回の訴訟に先立ち、医療機器メーカーMasimoがAppleを相手取った訴訟でも、 6億3400万ドルの賠償が認められている 。Masimoは同社独自のモニタリング技術を、AppleがApple Watchで使用したと主張していた。
世界有数のコンシューマーエレクトロニクス企業であるAppleは2026年7月、時価総額が一時5兆ドルに達した。9月初めには最高経営責任者(CEO)がTim Cook氏から元シニアバイスプレジデントのJohn Ternus氏に交代し、同社初の折りたたみ式iPhoneも発表した。
この記事は海外Ziff Davis発の 記事 を4Xが日本向けに編集したものです。
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