【ドンキ】3歳娘がカメラマンに!特価1,099円の「ファストカメラ」を使ってみた
59 分前
ウチには3歳になる娘がいるのですが、最近のお気に入りは筆者のiPhoneで写真を撮ること。ロック画面の右下にあるカメラアイコンを押せばすぐに撮影できることを覚えてしまったようで、気づくとカメラロールに見覚えのない写真が何十枚も増えている……なんてことがしょっちゅうです。
ただ、仕事道具でもあるiPhoneを毎回取り上げられるのはちょっと困りもの。落として画面を割られたら……と思うと気が気ではありません。
そんなとき、ドン・キホーテの店頭で見つけたのが、同店のオリジナル商品とみられるトイカメラ「LEADIS ファストカメラ」です。通常価格は3,999円(税込4,399円)ですが、店頭では999円(税込1,099円)で並んでいました。この値段なら多少遊んで終わっても惜しくない!と思い、ピンクを購入しました。
カラーはブルー、モカ、ピンクの3色展開。今回は娘の好みに合わせてピンクを選びました。
本体前面。一眼レフを小さくしたようなデザインです
価格が価格なので、正直なところ筆者は「シャッターを押せば写真が撮れるだけ」のシンプルなオモチャだと思っていました。ところが実際に触ってみると、静止画だけでなく動画撮影や音楽再生にも対応。なんと5種類のゲームまで内蔵しています。「写真が撮れるだけ」と思っていたので、これはちょっと意外でした。オモチャとはいえ侮れません。
設定メニューを開いてみても、画質や解像度、セルフタイマー、日付表示、画面オフ、自動電源オフ、音量、日時など、思っていた以上に細かく設定できます。セルフタイマーは2秒、5秒、10秒から選択可能。一定時間操作しないと画面を消す「画面オフ」や、自動で電源を切る「電源オフ」も用意されています。
ウチの娘にはまだ「使い終わったら電源を切る」という習慣がないので、遊んだあとにそのまま放置しても自動で電源が落ちてくれるのはうれしいポイントです。
日付表示をオンにすると、撮影した写真に日付を入れることもできます。昔のフィルムカメラのような雰囲気が出るうえ、あとから「これ、いつ撮った写真だっけ?」となりにくいのもいいところ。不要ならオフにできます。
なんとゲームも5種類内蔵。写真を撮るだけのトイカメラではありません
実際に娘に渡してみると、背面の画面を見ながらシャッターボタンを押すという基本操作はすぐに覚えてくれました。iPhoneで慣れているせいか、撮ったその場で画面を見て確認するのも楽しいようで、家の中を歩き回ってはパシャパシャと撮りまくっています。
ただ、シャッターボタンを押す瞬間に、つい力が入ってカメラごと手が動いてしまうようす。狙ったつもりの被写体が画面の端に寄っていたり、斜めに傾いていたり、ときには何を撮ったのかわからない写真も多いんですが、大人には狙っても撮れない偶然の構図ばかりでこれがまた面白いんです。
3歳の娘でもすぐに操作を覚えました。背面の液晶を見ながらシャッターを押すだけなので基本操作はシンプルです
本体は約62gと軽く、3歳児でも無理なく持てるのもうれしいところ。カメラと同じ色のストラップも付属していて、お出かけのときに「自分のカメラ」として持ち歩けます。
ただし、このストラップには、強い力がかかったときに自動で外れるような安全機構はありません。小さな子どもが首から下げたまま走り回ったり、遊具などに引っかけてしまったりすることを考えると、筆者としてはちょっと心配。我が家ではストラップは使わず、カメラ本体だけを持たせています。
なお、防水機能はありません。子どもに持たせるとなると、飲み物をこぼしたり、雨の日に持ち出したりする可能性もあるので、この点は要注意です。取扱説明書には、使用時や充電時は保護者の管理のもとで行うよう記載されているため、我が家でも娘が使うときは大人がそばで見ているようにしています。
娘が撮った写真。低いアングルや傾いた構図など、3歳児ならではの目線と手ブレが面白い
画質については、かなり割り切りが必要です。レンズの有効画素数は30万画素。この数字を見て、筆者が若いころに初めて買ったデジタルカメラ、Appleの「QuickTake」を思い出しました。1990年代半ば、デジカメがまだ珍しかったころの製品です。……え、3歳の娘の父親なのに計算が合わない? そこは深く考えないでください。
QuickTakeの最大画像サイズは640×480ピクセル。今回のファストカメラもほぼ同じ30万画素クラスです。当時の最先端と同じくらいのスペックが、いまやドンキの特価1,099円。時の流れを感じずにはいられません。
一方、設定画面では写真サイズを最大「40M」まで選択できます。パッケージでは40Mや20Mなど一部に「補間」と記載されていますが、そもそもの有効画素数が30万画素なので、大きな画像サイズを選んでも細かな部分まで新たに写るわけではありません。
実際に撮影してみても、iPhoneの写真とは解像感も色の鮮やかさもまったくの別物。暗い室内ではノイズやブレも目立ちます。
ただ、パッケージ自体が「30万画素のレトロ感!」とうたっている製品なので、高精細な写真を狙うカメラではありません。「きれいな写真を残す」というより、子どもが撮影そのものを楽しむためのカメラ、と割り切るのがちょうどいいでしょう。
筆者の場合、画質よりも娘が「何を見て、何を撮りたいと思ったのか」が残ればOK。大人には思いつかない高さや角度から切り取られた写真には、きれいさとは別の面白さがあります。
ちなみに動画は「1080P」も選べますが、解像度は1440×1080。一般的なフルHDの1920×1080とは異なります。このあたりも、スペックの数字だけを見て過度な期待はしないほうがよさそうです。
microSDカードは別途必要。写真の取り出しもひと手間
もうひとつ気になったのが、撮影データの保存にmicroSDカードが必要なこと。最大32GB、Class4以上のmicroSDカードに対応しますが、カード自体は付属していません。しかも本体には写真を保存できる内蔵メモリーがないため、「とりあえず本体だけ買って、帰ったらすぐ遊ぼう」とはいかないわけです。プレゼントするなら、microSDカードもセットで用意しておいたほうがよさそうです。
また、動作時間は約45分。ずっと撮り続ける製品ではありませんが、旅行やお出かけで長時間使わせたい場合には短めに感じます。USB Type-Cで充電できるので、付属のUSBケーブルと一緒にモバイルバッテリーを持ち歩けば、出先でも充電できて安心です。
大人目線でちょっと面倒に感じたのが、撮った写真の取り出しです。取扱説明書では、撮影した写真や動画について「microSDカードを取り外し、パソコンなどにデータをバックアップ」するよう案内されています。
Wi-Fiなどでスマホへワイヤレス転送する機能もないため、「娘が撮った写真をiPhoneですぐ家族と共有したい」と思ったときにはひと手間かかります。スマホ感覚でサッと共有できないのは惜しいところです。
正直に言えば、定価の4,399円だと割高感は否めません。ネット通販には同じくらいの価格帯でさまざまなキッズカメラがそろっているので、定価で買うなら比較検討したいところです。
画質はスマホとは比べられず、microSDカードも別売。動作時間も約45分で、撮影した写真をスマホへ直接転送できるわけでもありません。
とはいえ、今回の購入価格1,099円なら話は別です。静止画や動画撮影に加え、セルフタイマーや日付表示、自動画面オフ、自動電源オフ、音楽再生、さらにゲームまで搭載。筆者のiPhoneを取り上げられる心配が減り、娘は「自分のカメラ」を手に入れてご満悦です。
3歳児の目線で切り取った世界をのぞける楽しさまで考えれば、1,000円ちょっとのオモチャとして損はないと感じました。娘の目にはどんな世界が見えているのか。しばらく娘に持たせて、写真がたまっていくのを楽しんでみようと思います。
なお、筆者が購入した店舗の特価は「在庫一掃」セールによるもので、在庫限りのようです。取り扱いや価格は店舗によって異なる場合がありますが、小さな子どもがいる家庭は、ドン・キホーテで見かけたら要チェック!です。
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