米オープンAIが常時稼働エージェント「dots」、専用PCで24時間働く Teams・Slack対応(ビジネス+IT)
48 分前

米オープンAIは9月29日、常時稼働するAIエージェント「dots」を発表した。GPT-6 Astraを搭載し、専用のクラウドコンピューターで24時間働く。4,000以上のアプリと連携し、SlackやTeamsからも指示できる。まずProとBusiness Premiumで提供を始めた。組織内で特定の役割を担う「専門dots」の企業向け試験導入も始める。
米オープンAIは米国時間9月29日、常時稼働するAIエージェント「dots」を発表した。開発者向けイベント「DevDay 2026」に合わせたもので、同日には新モデル「GPT-6.1 Sol」も公開している。同社の公式ブログによると、dotsは最上位モデル「GPT-6 Astra」を搭載し、専用のクラウドコンピューターを持ち、フィードバックから学びながら利用者の目標に向けて24時間働くという。
プラグインを通じて4,000以上のアプリに接続できる。利用者はChatGPTのほか、Slack、Teams、テキストメッセージからdotに連絡でき、音声通話で相談することも可能だ。チャネルをまたいで文脈を引き継ぎ、どこから連絡しても経緯を把握しているという。
各dotには、新入社員に用意するのとほぼ同じ環境が与えられる。専用のID、クラウド上のコンピューターと専用ブラウザーを持ち、必要に応じてコードを書いてテストもこなす。別の作業の最中でも、新たな仕事を自律的に進められるという。
安全面では、dotは専用のクラウドコンピューターで作業し、利用者が接続を許可しない限り利用者のPCとは切り離される。利用者が指示していないときに行う「先回りリサーチ」は機能を制限したツールで実施し、メッセージの送信やアプリ内の変更はできない。パスワードの変更など機密性の高い一部の作業は、必ず利用者自身が行う仕組みだ。
企業向けには、組織内で専用のIDやアクセス権を持ち、特定の役割を担う「専門dots」を用意する。同社は社内で調達、請求書処理、カスタマーサポートなどの業務で初期テストを実施したといい、まずは対象を絞った企業での試験導入から始める。米マイクロソフトとも協力し、専門dotsを「Agent 365」のガバナンス・セキュリティ管理機能と統合する取り組みを進めている。
dotsは同日から、対象地域のProとBusiness Premiumのユーザー向けに順次提供を始めた。Enterpriseでは、管理者が有効にするとベータ版を利用できる。最初のdotはプランに含まれ、追加料金は不要。将来は月額の定額料金でdotを追加したり、作業量を増やしたりできるようにする予定だ。
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