ショッピファイ「Canvas」発表、AIと対話してECサイトを丸ごと設計 実コードに反映(ビジネス+IT)
51 分前

加ショッピファイは2026年10月1日、AIエージェント「Sidekick」と対話しながらオンラインストアを設計できる新しいデザイン環境「Canvas」を発表した。全ページを1画面に並べて見渡し、チャットで指示した変更が実際のコードにリアルタイムで反映される。コーディングの知識がなくても独自性の高いストアを作れるという。
加ショッピファイは2026年10月1日、AIエージェント「Sidekick」と対話しながらオンラインストアを設計できる新しいデザイン環境「Canvas」を発表した。今後数日をかけてマーチャント(出店事業者)向けに順次展開する。デザインやコーディングの経験がなくても、独自性の高いストアを構築できるようにするという。
Canvasでは、ストアのすべてのページを1つの画面に並べて表示し、全体を見渡したり、拡大して細部を作り込んだりできる。要素を直接クリックして修正するほか、チャットでSidekickに指示を出すことも可能だ。Sidekickによる変更はリアルタイムで反映され、ストア全体の中でどう見えるかをその場で確かめられる。
編集の対象は静的なプレビューではなく、ストアを動かす実際のコードをレンダリングしたもの。アニメーションなどの動きを含めて、商品や画面サイズを切り替えながら表示を確認できる。
Sidekickは作業中に質問や提案を返し、フィードバックを受けながら設計を進める。好みや過去のデザイン上の決定を記憶して以降の作業に引き継ぐため、同じ指示を繰り返す必要がないという。
同社プロダクトディレクターのベン・セール氏は「12年前に(自身が共同創業した)Kotnを立ち上げたとき、コードは書けたが、大まかに動くストアを作るのに2週間かかった。今では当時よりはるかに優れた完全カスタムのストアを20分で構築できる」と述べた。一方で「まだ初期段階で、Canvasは現時点では既存のエディターを置き換えるものではない」とも説明している。
デザインディレクターのオースティン・ナイト氏は「Sidekickにコードを書かせるのは簡単だったが、良いデザイン判断へ導くには多くの時間と注意を要した」と振り返る。
ショッピファイは9月28日にも、AIエージェントが決済画面で購入を完了できるようにする機能拡張を発表している。ストアの構築から購入まで、AIエージェントの活用を広げる動きが続いている。
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