営業AIのゴングが「Gong Activate」 エージェントが全商談を常時評価し次の一手を示す(ビジネス+IT)
52 分前

営業支援AIのゴングは2026年9月30日、年次イベント「Celebrate '26」で次世代の営業AI「Gong Activate」を発表した。常時稼働のAIエージェントが商談を評価し、次の一手を示すという。外部データで顧客情報を補う「Gong Enrich」や、条件に応じて自動で動くエージェントを作れる「Agent Builder」なども公開した。
営業支援AIを手がけるゴング(Gong)は2026年9月30日(米国時間)、米ラスベガスでの年次顧客イベント「Celebrate '26」で、次世代の「Revenue AI」と位置付ける「Gong Activate」を発表した。あわせて最新の製品リリース「Mission Callisto」として、外部データで顧客情報を補う「Gong Enrich」、条件に応じてAIエージェントを動かす「Agent Builder」、複雑な問いを調べ上げる「Deep Mode」などを公開した。
Gong Activateの土台になるのは、同社が「Gong Revenue Graph」と呼ぶデータ基盤だ。買い手のペルソナや競合との比較、優秀な営業担当者の成約手法といった組織固有の知見をここに蓄える。そのうえで常時稼働のAIエージェントがすべての取引先、商談を継続的に評価し、次に取るべき手を具体的に示すという。成果の測定結果は再びRevenue Graphに戻され、判断のたびに精度が上がる「収益ループ」を目指すとしている。
共同創業者でCEOのアミット・ベンドフ氏は「長年、AIは勝ち方を教えてきた。これからはAIが商談を勝ち取る」と述べた。
Mission Callistoの詳細は、同社の公式ブログで説明されている。Gong Enrichは、ZoomInfoやApollo、Lushaなど10社のデータ提供事業者と組み、欠けている取引先や連絡先の情報を自動で埋める機能で、同日から一般提供を始めた。
Agent Builderでは、エージェントを動かすきっかけや条件、手順を利用者が定義するか、自然言語で指示するだけでカスタムエージェントを作れる。カスタムエージェントはこれまで手動で起動する必要があったが、Agent Builderではイベントに応じて自動で起動できるようになる。自動起動型は年内に提供する予定だ。Deep Modeは社内の情報を横断し、勝敗の要因や競合の動きを根拠付きのレポートにまとめる機能で、すでに使える。
ゴングは世界の5000超の組織に製品を提供している。同社は、エージェント型AIを使う組織のうち測定可能な大きな投資効果を得ているのは約1割にとどまるとするデロイトの調査を引き、現場の文脈を持たないAIでは成果が出にくいと主張する。
本文の著作権はYahoo!ニュースにあります。