【NBA】ホーネッツでキャリア第2章をスタートさせるナズ・リード「僕自身も新しいことを吸収したい」(BASKET COUNT)
46 分前

ホーネッツは今オフに大きな方針転換を決断し、『チームの顔』だったラメロ・ボールとマイルズ・ブリッジズを放出し、21歳のコン・クヌッペルと23歳のブランドン・ミラーのチームとして再出発を切る。ロイス・オニールやパット・カナートン、グレイソン・アレンといったベテランもいるが、彼らは若いコアの脇を固める役割に回る。その中で、伸びしろと実績のバランスが取れている新戦力として期待されるのが、27歳のナズ・リードだ。
ラメロの交換要員としてリードはルーキーイヤーから7シーズンを過ごしたティンバーウルブズを離れることになったが、新たな挑戦への興奮を隠しきれない。ウルブズはドラフト外の彼の資質を見いだし、育ててくれた恩義あるチームだが、彼はあくまでベンチから投入する駒だった。それがホーネッツでは先発パワーフォワードとして起用される見込みだ。
「ものすごく興奮しているよ。すでに新しい仲間と一緒に練習して、コート外でも絆を深めている。ウルブズでの7年間とはすべてが異なるけど、若い選手たちに僕の経験を共有しつつ、僕自身も新しいことを吸収したい」とリードは言う。
「トレードは予期していなかったけど、NBAのビジネスは理解していたつもりだったから、過度にショックを受けることはなかった。気持ちを落ち着けて、自分のキャリアの第1章を締めくくるにあたって、かかわってくれた人たち全員にできる限り感謝の気持ちを伝えたよ」
ミネソタのファンは、アンソニー・エドワーズとラメロの新コンビ誕生に期待しつつも、リードが去った悲しみに暮れている。リードはエースではなく先発でもなかったが、非保証の2ウェイ契約からキャリアを築き、それをチームが強くなる過程と重ねて見てきたファンにとっては特別な選手だった。
「僕は何があってもくじけず、絶対にあきらめず、目の前の試合に勝つことに集中してきた。ルーズボールへのダイブ、リバウンド、得点も、チームに必要なことは何でもやった。ミネソタのファンはドラフト外でNBAに入って来た僕が、自分の居場所を切り開き、チームの勝利のために努力し、シックスマン賞を受賞し、西カンファレンスファイナルに2度進出するまでのプロセスを見てきた。シャーロットのファンも年に2回は僕のプレーを見てきたと思うけど、これからはホームでいつも見てもらうことができる。きっと応援してもらえると思っているよ」
スター選手ではないかもしれないが、勝つために必要な選手。リードは自分がそんな選手だと自負している。「今のバスケにおいてプレーの幅が広いことは何より重要だと思う。ドリブルができ、リバウンドを取り、パスを出し、3ポイントシュートを決め、ディフェンスもする。そのすべての要素を兼ね備え、コート上の様々なポジションや役割をこなすオールラウンド性には大きな価値がある。勝ちたいチームはどんな形であれ、そういう選手を必要とするんだ」
今のNBAはサラリーキャップの縛りが極めて厳しく、各クラブはほんの一握りのスター選手以外には良い契約を与えようとはしない。それでも、『脇役』であってもリードほど突き抜けた実力とプレーの幅広さがあれば、その価値は認められる。昨年オフにウルブズは5年1億2500万ドル(約190億円)の大型契約を彼に与えた。今の彼は、それだけの価値がある選手だし、さらに自分自身を高める意欲に燃えている。
「僕はまだ27歳だ。この新しい環境で多くのことを吸収して、まだまだ成長できると思っている」とリードは言う。「新しい挑戦をオープンマインドで受け入れたい。僕の多彩さを生かしていろんな仕事をするつもりだし、プレーオフの厳しさ、そこで勝つためにどれだけ高い基準を設ける必要があるかを若い選手に伝えたい。プレーオフの経験が豊富なグレイソンやロイスとともに、チーム全体を引き上げたいんだ」
「このチームには才能を持った若手がたくさんいる。これまでの練習で全員から大きな感銘を受けている。僕自身がハードワークでキャリアを切り開いてきたから、若い選手たちに良いアドバイスができると思っているよ」
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