ホワイトソックス・村上 初回に突破口開いた先制犠飛!ワイルドカードS突破王手(スポニチアネックス)
1 時間前

◇ア・リーグ ワイルドカードシリーズ第1戦 ホワイトソックス6―3アストロズ(2026年9月29日 ヒューストン)
大リーグは29日(日本時間30日)、ポストシーズン(PS)が開幕して各地で3回戦制のワイルドカードシリーズ(WCS)第1戦が行われた。ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)は、アストロズ戦の初回に決勝の右犠飛を放つなど、1安打1打点で白星発進に貢献した。日本選手でPS初打席で決勝打を放つのは25年のレッドソックス・吉田以来2人目。熱心なファンで知られるローマ教皇レオ14世(71)からは激励の手紙も届き、シリーズ突破に王手をかけた。
初のPSでも村上が4番の仕事を果たした。初回1死一、三塁で迎えた初打席。右腕ブルボーのチェンジアップをうまくバットに乗せ、右翼へ先制の犠飛。主砲が流れをたぐり寄せたチームはそのまま投打の歯車がかみ合い先勝し、決勝打となった。
「何とか先制点は取りたいなと思っていた。自分にとっても凄く大事な1点になるかなと思っていたので、何とかランナーを還せるようにと思って、打席に入りました」
PS初打席での決勝打は、日本選手では昨年の吉田以来2人目となり、表情を崩した。5回の第3打席では四球を選び、その後にマイドロスの遊撃内野安打で本塁に生還。先頭だった7回は左腕ソウザからPS初安打となる左前打を放つも「普通のヒットです」と謙遜した。今度は相手投手の暴投の間にホームを踏み2得点と得点源になった。
6回の一塁守備では3番パレデスのスピンがかかった厄介な一、二塁間のゴロを好捕するなど攻守で勝利に貢献し「まず頭(第1戦)を取ることが大事。明日もまたしっかり集中して勝てるように頑張りたい」と主砲の貫禄たっぷりに語った。
敵地で値千金の勝利を手にしたチームには気負いも力みも感じられない。「シーズン後半からポストシーズンを意識したプレーをしていこうという話をしていた。全然問題なく戦えた」と手応え十分だ。
昨季まで3年連続100敗以上からの怒濤(どとう)の快進撃。2年連続100敗以上だったチームのPS進出自体、史上初めて。「明日も勝つしかないと思っている」。ミラクル・ホワイトソックスをけん引する主砲に気の緩みは一切なく、2連勝での地区シリーズ進出を見据えた。(杉浦大介通信員)
≪初戦白星の突破率は93.8%≫ワイルドカードシリーズは22年に3回戦制に固定化されて以降は、過去16戦中15戦で初戦勝利のチームがシリーズを勝ち抜いている。初戦白星の突破確率は驚異の93.8%となる。日本選手がPS初出場で安打をマークするのは01年イチロー、03年松井秀、08年岩村、24年大谷、25年鈴木、吉田に続いて7人目。打点を挙げるのは14年青木と、前記の岩村、大谷、鈴木、吉田に続いて6人目。初安打と初打点を同時にマークするのは岩村、大谷、鈴木、吉田に続き5人目となる。
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