「幸せに派手なことはいらない」フィンランド教育相が語る世界一幸せな国の素顔(クーリエ・ジャポン)
55 分前

英オックスフォード大ウェルビーイング研究センターなどが発表する「世界幸福度報告書」で、9年連続「世界一幸せな国」に選ばれたフィンランド。その理由はどこにあるのか。独紙「南ドイツ新聞」がアンデルス・アドレルクロイツ教育相に、フィンランドの「幸福」の基盤とは何かを聞いた。
──アドレルクロイツ教育相、あなたは幸せですか。
ええ、いまの生活には満足しています。
──あなたはどのようなことに幸せを感じますか。
金曜日に家に帰って、ビールを開け、キッチンで音楽を大きな音で流し、料理を始めて、子供たちを待つことです。
このようなシンプルなことに喜びを感じるのは、フィンランド人らしい性質なのかもしれません。土曜日にサウナへ行くこと、湖畔に座って水に足をつけること、そういうことです。
私たちはサーカスのような見世物や、派手なアクティビティを期待してはいません。
──2026年もまた、世界で最も幸せな国に選ばれたことに驚きましたか。
私たちは毎年、あらためて驚いています。
フィンランド人は概してかなり謙虚です。フィンランドの街中で外国人に出会ったとき、フィンランド人がまず聞くのは、「なぜこんなところに来たんですか?」ですから。
英オックスフォード大ウェルビーイング研究センターなどが発表する「世界幸福度報告書」で、9年連続「世界一幸せな国」に選ばれたフィンランド。その理由はどこにあるのか。独紙「南ドイツ新聞」がアンデルス・アドレルクロイツ教育相に、フィンランドの「幸福」の基盤とは何かを聞いた。
──アドレルクロイツ教育相、あなたは幸せですか。
ええ、いまの生活には満足しています。
──あなたはどのようなことに幸せを感じますか。
金曜日に家に帰って、ビールを開け、キッチンで音楽を大きな音で流し、料理を始めて、子供たちを待つことです。
このようなシンプルなことに喜びを感じるのは、フィンランド人らしい性質なのかもしれません。土曜日にサウナへ行くこと、湖畔に座って水に足をつけること、そういうことです。
私たちはサーカスのような見世物や、派手なアクティビティを期待してはいません。
──2026年もまた、世界で最も幸せな国に選ばれたことに驚きましたか。
私たちは毎年、あらためて驚いています。
フィンランド人は概してかなり謙虚です。フィンランドの街中で外国人に出会ったとき、フィンランド人がまず聞くのは、「なぜこんなところに来たんですか?」ですから。
──世界は、幸せになるために何が必要なのかをフィンランドから学びたがっています。フィンランド人の生き方や社会に何かヒントがあるのではないでしょうか。
フィンランドでの暮らしは、多くの点でとてもシンプルだと思います。非常に安全で、平等です。
私は5人の子供の父親です。子供たちは全員、それぞれ指定された学校に通いましたが、そこでしっかり面倒を見てもらえると安心していられます。
私は仕事に集中し、その後は家族に集中できます。
社会の大部分が信頼に基づいていれば、そこにはある種の気楽さが生まれ、それが人を幸せにするのだと思います。
──司法、警察、学校への信頼や、汚職の少なさは、世界各国の生活満足度を比較する「世界幸福度報告書」でも、幸福にかかわる重要な要素とされていますね。そのほかに、フィンランド人をこれほど満足させているものは何でしょうか。
フィンランド人は自然との結びつきが強いです。それに、かなり良好なワークライフバランスがあります。そのせいで、本来の能力より生産的ではない可能性もありますが、逆にこれも私たちの幸福感に寄与していると思います。
基本的な公共サービスがきちんと機能する社会であることも、重要な要因だと思います。
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