《ブラジル》サッカー=17歳の吉廣龍悟さんプロ契約へ=アトレチコ・モンテ・アズールに登録(ブラジル日報)
41 分前

サッカーをするために2023年に家族でブラジル移住した吉廣龍悟(よしひろ・りゅうご)さん(17歳、大分県出身)が、アトレチコ・モンテ・アズールに選手登録した。
このチームはサンパウロ州選手権のセリエA3で、一昨年コッパ・パウリスタで優勝した。ブラジル全国選手権ではセリエDの出場権を持つチームだ。「龍悟はドリブルからクルザメントするのがうまい」とピッポ監督は太鼓判を押す。吉廣さんは、来年1月のコピーニャで優勝を目指すという。
左利きなので、守備位置は左サイド・バック(ラテラル・エスケルダ)。左側の横線を縦に走りながらボールをシュートできる所まで持って行き、シュートするか、中にボールをけり入れて(クルザメント)、受けた味方がゴールする。
吉廣家は2023年7月10日にブラジルに移住してきた。日本に帰るべき家はない。すべて引き払ってきた。父、征利(50歳)、母、琴美(39歳)、妹、玲那(15歳)さんの4人で来た。「後ろはない。前に進むしかない」と征利さんは言う。退路はなく、親戚中が家族での移住に反対した。
征利さんは、若い時分、ブラジルでのプロサッカー経験を持つ。「群発頭痛」という病気を発症し、若くして引退を余儀なくされた。それだけに困難さはよくわかっている。だが、龍悟さんの天才性、自分の過去の思いなど総合的に判断してブラジル移住を決意した。
ネガティブ思考は一切ない。頭の中には「成功」の2文字。物理的にも心理的にも退路を断ち、「前進」あるのみ。母の琴美さんは「ブラジルに来たかいがあった」と言い、玲那さんも黙ってついてきているという。
「キングカズ」の愛称で知られる三浦知良選手は16歳でブラジルに来た。龍悟さんの来伯は、それより2年も若い。寸暇を惜しんで練習に励み、栄養士を付けて体作りにも注力している。この3年間でぶつかり合いなどの肉弾戦になっても、付き飛ばされないだけの重厚な体も出来てきたという。
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