女子高生殺人犯に無期懲役 警察の証拠隠滅が社会問題に=韓国地裁(聯合ニュース)
53 分前

【全南光州聯合ニュース】韓国の光州地裁は30日、南西部の全南光州市で5月に女子高生が殺害された事件を巡り、強姦目的の殺人罪で起訴されたチャン・ユンギ被告(23)に無期懲役を言い渡した。また、位置追跡電子装置(電子足輪)の装着、児童・青少年および障害者関連機関への10年間の就業制限も命じた。
地裁は「被告人の起訴事実は全て有罪と認められる。被告人を社会から永久に隔離すべきだという検察の主張は妥当だ」と判示した。
量刑の理由については「韓国は事実上の死刑廃止国であり、死刑と無期懲役の隔たりを埋める絶対的終身刑がない点や、大法院(最高裁)の判例などを考慮した」と説明した。
チャン被告は今年5月5日午前0時10分ごろ、同市内の路上で帰宅途中だった女子高生のイ・チェウォンさん(16)を車で拉致して性的暴行を加えようとしたが、思い通りにならなかったため殺害した罪で起訴された。
犯行当時、チャン被告は悲鳴を聞いて駆け付けた男子高生にも刃物を振り回した。
チャン被告の犯罪事実には、犯行の2日前にアルバイト仲間の女性につきまとい性的暴行を加えたほか、社会服務要員(兵役代替服務制度の一つ)として勤務していた当時、10代女性の身体を盗撮するなど複数の性犯罪も含まれていた。
検察は、刑法上の一般的な殺人罪として送致された事件について補完捜査を行い、拉致や性的暴行などチャン被告の性犯罪目的を突き止め、「強姦殺人罪」で起訴した。
死刑を求刑していた検察は、判決内容を綿密に分析した上で控訴するかどうかを決める方針だ。
同事件を巡ってはチャン被告の現職警察官の父親が関与して捜査チームによる証拠隠滅などが行われたことが明らかになり、社会問題となった。
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