【速報】トランプ大統領、「アラスカLNG開発事業」への韓国投資を一方的に発表(ハンギョレ新聞)
52 分前

米国のトランプ大統領は30日(現地時間)、アラスカの液化天然ガス(LNG)開発事業と8基の大規模原子力発電所の建設を含む米国のエネルギーインフラに、韓国政府から最大2000億ドル(約280兆ウォン)が投資されると公式に発表した。アラスカの事業などについては、韓国政府は最近まで、商業性の問題から「さらなる検討が必要だ」との立場だった。
トランプ大統領はこの日、ホワイトハウスの執務室でラトニック商務長官、バーガム内務長官、ライト・エネルギー長官、ダン・サリバン上院議員(共和党、アラスカ)らが同席する中、大規模投資計画を発表した。
トランプ大統領は「韓国は対米輸出品に対する関税を15%に引き下げる代価として、数千億ドルを投資しなければならない」として、「日本が5500億ドル、欧州が6500億ドルを支払うように、韓国の規模は約2500億ドル(約350兆ウォン)」だと説明。続けて「その資金の一部が今回のプロジェクトに投入されるもの」だと強調した。昨年の韓米合意にもとづく実際の総投資規模は3500億ドルで、うち、造船協力に投じられる1500億ドルを除いた投資額は2000億ドルだ。
この日の発表では、既に知られているテキサスの発電所以外にも、原子力発電所およびアラスカのLNG事業に対する具体的な投資額と地域が公開された。ラトニック商務長官は、今回の投資が韓国の国富資金(sovereign money)で実施されることを明示しつつ、3つの主要プロジェクトの詳細な規模を明らかにした。
ラトニック長官によると、8基の大規模原発の建設に1200億ドル(予備費200億ドル含む)が投じられ、オハイオ、テネシー、サウスカロライナ、ケンタッキーの各州に建設される予定だという。アラスカのLNGプロジェクトには500億ドル以上が投資され、テキサスに建設される6.5ギガワット規模の超大規模ガス火力発電所には220億ドル以上が投じられる。
米国政府は、今回のアラスカ液化天然ガスプロジェクトは単なるエネルギー開発にとどまらず、米国のエネルギー覇権を強固にするとともに、地政学的な構図を変えうる要となる事業だと評価した。トランプ大統領はこのプロジェクトを通じて、「アラスカで最大1万2000件の建設雇用と1000件の運営雇用が創出されるだろう」と述べつつ、現地住民のエネルギーコストを1世帯当たり年間で最大2200ドル削減できると強調した。バーガム内務長官は、アラスカ産ガスはハワイ、グアム、米領サモア、北マリアナ諸島などの米領土はもちろん、日本、韓国、フィリピン、台湾などの同盟国にも供給できるようになると述べた。
トランプ大統領の今回の発表内容は、韓国政府の公式な立場とは温度差がある。韓国政府は先月22日の国会報告で、2000億ドル規模の対米戦略投資事業のうち、商業性が確認されているテキサスのガス発電所(約223億ドル)のみを「第1号事業」として確定し、優先的に推進すると語っていた。一方、アラスカのLNG事業と原発事業については、具体的な投資条件が確定していないため、商業性などをさらに検討したうえで、推進するかどうかを最終決定するとの立場を示していた。
ワシントン/キム・ウォンチョル特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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