カシオ、「ClassPad.net」にAIフィードバック機能 - 提出物から評価案を自動生成
51 分前
カシオ計算機は、ICT学習アプリ「ClassPad.net(クラスパッド ドット ネット)」において、生徒の提出物をAIが解析し、評価案を自動生成する「AIフィードバック機能」を2027年1月から提供開始する。教員の評価・添削業務を支援する。
「ClassPad.net」に2027年1月から搭載される「AIフィードバック機能」
「ClassPad.net」は、デジタルノートや辞書などICT教育に活用できる機能を一つに統合した学習アプリ。新機能はカシオ計算機が開発し、東京学芸大学発ベンチャーであるDmeltの協力を得て実現した。カシオ計算機が教育現場で培った知見と、Dmeltの教育研究およびAI活用の専門性を組み合わせたとしている。
近年の教育現場では、主体的・対話的で深い学びの実践や、学習過程を重視した形成的評価、生徒自身が学びを振り返り改善する自己調整への対応など、多岐にわたる取り組みが求められている。一方で、提出物の評価やフィードバック作成には多くの時間を要し、教員の負担が課題となっているという。
AIフィードバック機能は、生徒の提出物をAIが解析し、良かった点や改善点、評価案などを自動生成するもの。「提出箱」からルーブリック評価やコメント案を自動生成でき、AIが作成した評価・添削の素案を教員が確認・編集したうえで生徒に返却する。教員は内容の確認やブラッシュアップに注力でき、業務を効率化しながら一人ひとりに応じた質の高いフィードバックを行えるという。
生徒は具体的なフィードバックを受けることで、自身の学習を振り返り、自己調整につなげていくことが期待される。また教員は、業務の効率化で生まれた時間を、対話や個別支援など生徒一人ひとりに向き合う教育活動に充てることも可能になるとのことだ。
AIフィードバック機能は年間契約で、価格はオープン。学校・自治体関係者向けにはトライアル版も用意されている。
Dmeltは、教育分野の専門的知見と、データサイエンスや生成AIなどの先端技術領域の知見をそれぞれ持つ両代表により、2024年4月に設立。2026年1月に東京学芸大学発ベンチャーとして認定されている。
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