BtoBマーケ施策の統合、なぜ進まない? “バラバラ”運用でコスト増や機会損失【Bizibl / IDEATECH調べ】(Web担当者Forum)
48 分前

Bizibl TechnologiesとIDEATECHは、「BtoBマーケティング施策のオーケストレーション実態調査」を共同で実施した。BtoBマーケティングに携わる責任者・担当者325名を対象に調べている。
オーケストレーションとは
複数のマーケティング施策やチャネルを個別に動かすのではなく、顧客体験の向上や成果の最大化に向け、連携・統合しながら運用する考え方のこと。BtoBマーケティングでは、広告、SNS、ウェビナー、営業活動などをつなげて最適化する取り組みを指す。
まず、自社のBtoBマーケティングで最も注力しているチャネルを聞くと、「SNS運用(X・LinkedIn・Facebookなど)」が51.7%で最多となった。次いで「コンテンツマーケティング(ブログ・ホワイトペーパー・動画など)」が37.5%、「デジタル広告(リスティング・ディスプレイ・SNS広告など)」が32.0%で続いた。
一方で、今後強化したいが十分に取り組めていない施策としては、「Webサイト最適化(LP改善・CTA設計・UX向上など)」が30.8%でトップとなった。以下、「ウェビナー・オンラインイベント」が28.6%、「オフライン広告(タクシー広告・屋外広告・交通広告など)」が28.3%で続いている。取り組みたい施策があっても、リソースや設計に課題を抱えている企業が少なくないようだ。
現在のマーケティング施策の統合度を聞くと、「レベル1(完全に分断)」が9.8%、「レベル2(一部共有のみ)」が29.5%、「レベル3(部分連携)」が29.8%だった。レベル3以下の合計は69.1%にのぼり、施策全体を横断した連携は十分に進んでいないことがうかがえた。
施策の分断による弊害としては、「施策ごとにツールを個別利用してコストが膨らんだ」が55.6%で最も多かった。次いで「同一ターゲットへの重複アプローチ」が44.8%、「施策間でメッセージの一貫性がなくブランドイメージが損なわれた」が43.5%、「リード情報が共有されずに機会損失した」が40.1%となった。
施策の統合が進まない理由を聞くと、「統合運用のノウハウ・フレームワーク不足」が51.6%で最多だった。続いて「施策ごとの効果測定が独立しており横断的な分析ができない」が40.9%で上位となり、必要性を感じながらも実行面でつまずいている状況がうかがえる。
最後に、今後は統合的運用(オーケストレーション)を強化していきたいかを聞くと、「非常にそう思う」が29.8%、「ややそう思う」が54.5%で、合計84.3%が統合に前向きな姿勢を示した。
・【調査期間】2026年3月18日~2026年3月19日
・【調査対象】BtoBマーケティング担当者
・【有効回答数】325名
・【調査方法】インターネット調査
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