ダビデ・アンチェロッティが語るレアル・マドリー「ヴィニシウスは変えようとしても変えられない。そこにエンバペを加えるのは…苦笑」(GOAL)
1 時間前

現在リールを率いるダビデ・アンチェロッティ監督が、FWヴィニシウス・ジュニオールの扱い方について語った。
父親カルロ・アンチェロッティ現ブラジル代表監督のアシスタントコーチとしてレアル・マドリーに従事し、2回のチャンピオンズリーグ(CL)優勝などに貢献したダビデ監督。スペイン『アス』とのインタビューに応じたイタリア人指揮官は、現在マドリーで賛否両論ある存在となっているヴィニシウスについて言及している。
現在、守備意識が低く、扱いづらい選手とも指摘されるようになったヴィニシウスだが、ダビデ監督はマドリーが“ヴィニシウス仕様”のプレー構造を用意する必要があると説いた。
「ヴィニシウスは指導するのが難しい選手? ヴィニについて私が何を言えるというのか……。彼は2回のCL決勝でゴールを決めた。チームメート全員に愛されているのは、偶然の産物などではない。それは彼が人好きのする性格だからだ。練習を休まず、コソコソせず、誰かを騙したりせず、努力を惜しまず、『ここが痛いから練習しない』と言うこともない。彼はいつだってチームのためにそこにいる。チームメートたちはそのことを知っているし、だからこそ愛されているんだよ」
「ピッチ上では? 調子が良ければ均衡を崩すことができる選手だ。そして大切なのは、ヴィニのようなタイプの選手がいると理解することにほかならない。彼はとてもダイレクトかつ縦に速い選手で、攻守の安定に影響を与える選手だからね。ヴィニは自分の可能性を信じていて、いつだって相手を突破しようとする……だからこそ、彼をチームに含めるためには、その後方でプレーの構造をつくることが必要なんだ。もし構造を持っていないと、試合はコントロールがきかなくなる。ヴィニは常に突き進み、突き進み続けるからね」
「ヴィニを変えることはできない。だが彼の後ろにある構造は変えることができる。ポジティブな状態のヴィニは試合を決めることができる。マドリーで何度もそうしてきたはずだ」
ヴィニシウスの後方のプレー構造をつくる……つまり、ヴィニシウスがボールを取られてもカバーできる仕組みをつくるということだが、同じくエース格のFWキリアン・エンバペもいて、後方で構造をつくり出せるのだろうか。ダビデ氏は苦笑してから、言葉を紡いでいった。
「縦の速さに特化したチームを生かさないとね。その特徴は多くのものをもたらせるが、その一方で失うものにも備えなくてはいけない。別に、私は現在のマドリーについて話しているわけではない。私は誰のものでもない問題を解決するためにここにいるわけではなく、自分の仕事だけで精一杯だよ……」
「しかしマドリーはいつだって、コントロールが取りづらい選手たちを擁してきた。重要なのは、チームが分断しないようにすることだ。いつだって、それがマドリーでの挑戦だったんだよ」
また、レアル・マドリーでは厳しい姿勢で指導すべきか、それとも温和に指導すべきかと問われるかと、こう返答した。
「その二つの均衡を取るべきだ。マドリーのロッカールームは、ほかのチームと同じように多くの個性、多くのエゴが存在している……。多くのエゴがあるならば、それを傲慢やエゴイズムなどのネガティブなものに変えない術を身につけていなくてはならない。エゴをポジティブなままにする、ということだ。選手がいつどんな瞬間でも試合を決められるという自信を持っていることこそが、何よりも大切なんだよ。自分だけでなくチームメートも含めてね」
「厳しさと親しさの均衡を取らなくてはいけない。ただ親しいだけではダメで、それで勝利はつかめない。不可能だよ。私の父は良い人だと言われている。それでOKだが、同様に厳しさだって持ち合わせている。良い人なだけで指導はできないさ。同じく、“将軍”になってしまってもね」
現在リールを率いるダビデ・アンチェロッティ監督が、FWヴィニシウス・ジュニオールの扱い方について語った。
父親カルロ・アンチェロッティ現ブラジル代表監督のアシスタントコーチとしてレアル・マドリーに従事し、2回のチャンピオンズリーグ(CL)優勝などに貢献したダビデ監督。スペイン『アス』とのインタビューに応じたイタリア人指揮官は、現在マドリーで賛否両論ある存在となっているヴィニシウスについて言及している。
現在、守備意識が低く、扱いづらい選手とも指摘されるようになったヴィニシウスだが、ダビデ監督はマドリーが“ヴィニシウス仕様”のプレー構造を用意する必要があると説いた。
「ヴィニシウスは指導するのが難しい選手? ヴィニについて私が何を言えるというのか……。彼は2回のCL決勝でゴールを決めた。チームメート全員に愛されているのは、偶然の産物などではない。それは彼が人好きのする性格だからだ。練習を休まず、コソコソせず、誰かを騙したりせず、努力を惜しまず、『ここが痛いから練習しない』と言うこともない。彼はいつだってチームのためにそこにいる。チームメートたちはそのことを知っているし、だからこそ愛されているんだよ」
「ピッチ上では? 調子が良ければ均衡を崩すことができる選手だ。そして大切なのは、ヴィニのようなタイプの選手がいると理解することにほかならない。彼はとてもダイレクトかつ縦に速い選手で、攻守の安定に影響を与える選手だからね。ヴィニは自分の可能性を信じていて、いつだって相手を突破しようとする……だからこそ、彼をチームに含めるためには、その後方でプレーの構造をつくることが必要なんだ。もし構造を持っていないと、試合はコントロールがきかなくなる。ヴィニは常に突き進み、突き進み続けるからね」
「ヴィニを変えることはできない。だが彼の後ろにある構造は変えることができる。ポジティブな状態のヴィニは試合を決めることができる。マドリーで何度もそうしてきたはずだ」
ヴィニシウスの後方のプレー構造をつくる……つまり、ヴィニシウスがボールを取られてもカバーできる仕組みをつくるということだが、同じくエース格のFWキリアン・エンバペもいて、後方で構造をつくり出せるのだろうか。ダビデ氏は苦笑してから、言葉を紡いでいった。
「縦の速さに特化したチームを生かさないとね。その特徴は多くのものをもたらせるが、その一方で失うものにも備えなくてはいけない。別に、私は現在のマドリーについて話しているわけではない。私は誰のものでもない問題を解決するためにここにいるわけではなく、自分の仕事だけで精一杯だよ……」
「しかしマドリーはいつだって、コントロールが取りづらい選手たちを擁してきた。重要なのは、チームが分断しないようにすることだ。いつだって、それがマドリーでの挑戦だったんだよ」
また、レアル・マドリーでは厳しい姿勢で指導すべきか、それとも温和に指導すべきかと問われるかと、こう返答した。
「その二つの均衡を取るべきだ。マドリーのロッカールームは、ほかのチームと同じように多くの個性、多くのエゴが存在している……。多くのエゴがあるならば、それを傲慢やエゴイズムなどのネガティブなものに変えない術を身につけていなくてはならない。エゴをポジティブなままにする、ということだ。選手がいつどんな瞬間でも試合を決められるという自信を持っていることこそが、何よりも大切なんだよ。自分だけでなくチームメートも含めてね」
「厳しさと親しさの均衡を取らなくてはいけない。ただ親しいだけではダメで、それで勝利はつかめない。不可能だよ。私の父は良い人だと言われている。それでOKだが、同様に厳しさだって持ち合わせている。良い人なだけで指導はできないさ。同じく、“将軍”になってしまってもね」
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