釜山北港親水公園のサメ「プカンイ」、海に帰りたくない?(朝鮮日報日本語版)
50 分前

「プカンイ、海行きたいんやろ?」
2日午後4時40分ごろ、釜山市東区の北港親水公園。十五日間にわたり水路にとどまっているサメ「プカンイ」を海へ戻すための2回目の救助作戦は、水路の出口まで70メートルを残して中止された。プカンイを追い込んでいた大型の網が、水路の底の石に引っかかったためだ。先月29日の1回目の作戦では、水流を噴射してプカンイを海へ誘導しようとしたが失敗した。この日は横50メートル、縦4.7メートルの網を水路に広げた。
2回目の作戦はこの日午後3時30分ごろ始まった。えい航船が水路の中央で網を引き始め、釜山施設公団の職員ら14人が水路の両側で網を持って一緒に歩いた。上空ではドローンがプカンイの動きを追った。網に押されたプカンイは驚いた様子で海の方へ泳いだ。見守っていた市民らは「プカンイがけがしないよう、しっかりやってください」と声を上げた。
国立水産科学院のキム・ヒョンウ研究官は「人工水路が終わる地点まで網で押し出したが、石に引っかかった」とし、「プカンイが網を障害物と認識し、自ら海へ抜け出すのを待つ計画だ」と語った。
この日、救助作業を見物するため、平日の昼間にもかかわらず市民およそ400人が水路周辺に集まった。プカンイはまたも海に戻れず、あちこちから残念がる声が上がった。釜山鎮区のパク・ユンソンさん(40)は「プカンイが水路を離れない理由があるぷたい」としつつ、「見れば見るほど気の毒」と話した。北区のクォン・ヘヨンさん(30)は「プカンイをもう少し長く見られるのはうれしいが、心配だ」「水温がさらに下がる前に、一日も早く暖かい南の海へ戻ってほしい」と語った。
先月18日にブカンイが現れて以降、北港親水公園は全国的な「ホットプレイス」となった。今月1日までに韓国各地から71万7800人が公園を訪れ、周辺のカフェやコンビニも「サメ特需」に沸いた。この日の救助作業が中止になった後も、プカンイは網の前を泳ぎ回っていた。
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